動画内で色々偉そうなことをネタとはいえ書いているので(この記事も偉そうに見えたら申し訳ありません)




1.作ろうと思うキッカケを作る

今回は「音MAD」を見て「この使用曲・手法を取り入れた音MADを作りたい」パターンでした。

主目的・目標もなく、ただただ長く音MAD作ってるだけな自分と比べたら、最近の音MAD作っている方々のほうが遥かにすごいです。
「金星のいわせ節2」はBDD戦法らしいですが、発祥元動画見る限り、多分音MADユニバースみたいに拡大解釈が複数ある可能性もありますね・・・

他には下記のパターンがあります。
  • (多め)曲を聞いて「音MADにしたらもっと楽しいだろうなぁ」→作る
  • どこまでうまくなったのか気になり、最低でも「前回同じ使用曲を作ったものよりクオリティが高いと言える動画」を目指して作る
  • とりあえず音MAD作りたい!→作る


2.とりあえず使用曲を聞く

今回の使用曲となる「金星のダンス」を作る前に1回通しで聞きます。どれだけ聴き込んでいた曲だとしても最低1回は通しです。
音声の草案をそこで決めます。



3.どうにかして音程を調べる

WaveTone様々です。温度変えたりL-R使い必要な音を拾います。
有名曲の場合はピアノアレンジしている方々がいらっしゃいますので、楽譜・MIDIを入手し参考にするのもありです。


4.試行錯誤

まず、自分はいつものUTAU人力を使おうとしました。ところが全く合わない・・・。
特にドラム打ち込みメインの部分は使用曲利用でもごまかし効果が薄くなります。
諦めてレアBGM一本にしました。「ジュラル星のモンス」の手法になりました(?)。

しかし今度は裏の音がちっとも合わない・・・。激突し合って聞くに耐えない音となってました。
これも必要最小限の音にします。諦めました。

これにより動画のネタがなくなりました。ならば動画で遊ぼうと決め、チャー研MAD作ろうぜみたいな中身になりました。


5.音声の完成を目指す

ドラム打ち込みは決まっていたので、Studio One 4 Primeをインストールし適当に打ち込みました。本当に適当なんです・・・。


作るキッカケとなった「金星のいわせ節2」を聞いて、なんか強い音があるなぁと思い、使用曲を加工しそれっぽくしました。
ドラム打ち込み部分(背景が黒っぽい部分)では画像の分下記刻みを繰り返してます。


他、音程を調べて合わせ、動画を想定した構成にしました。


6.動画の完成を目指す

動画草案は音声を作りながら決めました。ネタ帳は用意せず原則その場で決めます。
MAGIX VEGAS ProはルーラーにベースBPMを設定できるので(変化は不可)、設定してから作ります。



"でもなんだかんだ"金星のダンスは再現が比較的"難しい"部類です。うまいことスクロールを使っているためです。


ざっくりと始点・終点を決め、移動方法をそれっぽくしました。トラックごと動かしました。
VEGAS ProType Titlerにて動かすことも可能ですが、プレビューの都合上面倒ですのでそれでしか出来ないこと以外で使用することはありません。
緑→高速(AviUtlでは"減速")、青→スムーズ(AviUtiでは"加速"+"減速")を使いそれっぽくしています。


ドラム打ち込み部分は流れを壊したかったのですが、そのままベチャッとレアBGMタワー載せても面白くなかったので下記画像のようにしました。
左から優先的に適用されますので、「クロマキー抜き」→「色の補正」→「シャープ化で解像度誤魔化し」→「マスク ジェネレータで白っぽく」→「黒の復元で線を浮き出しつつほぼ黒・白へ」→「反転で白へ」ということです。



ともかく基本は「一番下に動画を置いて、色とフォント・配置はなるべくそれに合わせる」でした。
流れを壊したい部分や独自部分は無視しますが、それでも一部分(例えばフォント)は統一してある程度の世界観を保ちました。
ぶっ壊しすぎる・PV無視するのも一考ですが、この場合センスが問われます・・・。自分にそんなセンスはありません・・・。


7.完成!!

ここまでで約3日でした。やる気があれば音MAD作れるんですね(1年間作ってませんでした)。
出力後サムネイルどうしようとなったので、「チャー研MADで」→「金星のダンス」に置き換えて静止画出力しました。
Sony Vegasからの機能ですがプレビュー画面は出力状態をそのまま静止画出力できるので楽・便利です。プロジェクトファイルの保存も不要です。

エンコードはつんでれんこに任せました。開発終了しているので派生ソフトかそれ以外の何らかに乗り換え予定です。

8.コンテンツツリーの作成(おまけ)

今回は作るきっかけとなった動画から多大な影響を受けたので、コンテンツツリーを作成しております。
コンテンツツリーを作成すると必ず親動画の投稿者に通知されます。自分もいくつか受けております(ありがとうございます)。
ひっそりとやりたい場合は非推奨ですが、堂々とやりたい場合は推奨します。

コンテンツツリーは投稿動画一覧の下記画像から設定できます。




制作過程は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。