1.データ収集
検索結果から出されたデータを完全に信用して、ポイントを算出しています。
マイリストに一旦登録して、規定日時にそこから集計するという方法も取られているらしいですが、微々たるものとはいえその分のポイント変動があるので採用していません。
ニコニコランキングメーカー ver.3.00より、検索結果APIが利用可能になっていますので、総決算ランキング 2014年度はそちらを採用しました。HTML解析よりも当然ですがスピードが上がります。ニコニコ動画に対するサーバー負荷も考えると、β機能とはいえ可能な限りAPIを使うのがよろしいかと思います。
ジャンル別ランキング第1回より投稿者名を表示するようになりましたが、その時は全て手動打ち込みで行いました。総決算ランキング 2014年度より、自動取得を採用しています(*1)。
警告音を出すべきかどうかは動画を見てみないと分かりませんので後回しにします。
ピックアップもこの時点で取ります。ピックアップ分はデータを隔離します。


2.動画チェック・除外作業
動画を確認し、掲示しているルールに沿って除外します。除外したら順位が当然変動しますから再計算を行います。
除外対象かどうかはタイトルで分かるものもありますが、一応動画確認はします。判断が難しいものがありますが、その場合最後は自分の感覚で決めています。独断であると断っているのはそのためです。


3.動画取得・分割
ニコニコランキングメーカーの機能を使って動画を取得します。
動画はちょうどいい感じに切り分けます。チャー研ランキングでは、大体10秒などの表現にしています。
これは、全自動で切り分けている訳ではなく、一つ一つ動画を確認して、キリの良い感じに区切っているためです。
今まで使用していたニコニコランキングメーカー付属動画カッターでは、854*480のサイズを正しく認識出来ずエラー落ちします。OKを押さずに無視することは可能ですが、音声しか聞こえないため非常に難しいです。最近主流のサイズになっているため、これは痛いです。
シーンカットブラウザはIEコンポーネントが使用されており、指定の位置に止まりにくい・切りにくい上、現在でも使用可能か不明です。
総決算ランキング
2014年度よりAviUtlを使用しています。

警告音を出すかどうかはここで最終決定します。ルールに沿って独断で決めます。


4.動画組み立て
AviSynth用スクリプトを書き、それを使ってフレーム(順位や再生数などの情報表示)と動画を予め合わせておくという方法もありますが、自分は動画・フレーム・音声・その他諸々全てを別々に出力し、動画編集ソフトで組み合わせています。
この時に合作であれば合作表示を行っています。再生時間表示バーもここで取り付けます。


5.微調整・完成・エンコード
一度出力し、あっているか確認します。異常が確認されれば、直した後出力し直します。それを繰り返します。
エンコードはつんでれんこ系に任せています。ただし、必ず「3 - おおめ」で出来るだけパラメータを指定します。
100MB以内に収まれば投稿します。



*1 - ランキングデータファイルに投稿者情報を追加するツール(まーきのブロマガ) 使わせて頂きました、ありがとうございました。